いや、友達がそうですけどね…。

 通信制高校時代の友達に1人います。

 素直で真面目。計画性もあるし、勉強もそれなりにして資格もたくさん取ってる。

 頑固なところはあるけれど、嫌とはっきり言ったことは2度としない。

 これが彼女のいいところ。付き合っていいところと言ったら、この手の人たちは自分が嫌がるようなことをしないところかな。基本、話は素直に聞いてくれる。あと、下手なDQNよりよっぽど常識人で金銭のやり取りはきちっとしてます。正義感も強いから、こっちが悪ふざけすると逆に叱られる。時間もちゃんと守れます。凄く律儀。

 反面、文字通り空気を読めない子です。

 空気を読まないんじゃなくて、空気を読めない。

 例えば、遊ぼうと電話をかけてきて仕事で疲れているから無理と断ると、私は遊びたいのにと自分の意思をごり押し、遊ぶことを強要してくる。映画を一緒に観に行っても、自分の観たいものはしつこいぐらい観るべきと言ってくるが(それが事前知識が必要な続き物でもおかまいなく)、人が観たいというものは平気でダサいとか嫌だと言える。

 事前にこの映画を観ようと約束していたのに、当日になって彼女が急に観たくないからいいよねっと楽しみにしていた私に対して当然のごとく言ってくる。

 彼氏に自分の気になるところを聞いて「太っている」ことを指摘されたら、人に彼氏のメール本文を一方的に送り付けた挙句、何だろうと電話をしたこちらに彼に傷つけられたと自分の気持ちを延々と話す。その挙句、彼を一方的に振ったのにその彼に冷たくされて、どうしてそんな態度をとるのか分からないと電話をしてくる。

 リーマンショックでただですら職がないときに、障害枠での職が見つからない。行政は企業はもっと障碍者に対して門戸を開くべきだと、同じ求職中(一般募集での職)の私に力説。企業も不景気で人を雇えない時期に何言ってるんだこいつと思いました。つーか、健常者の私も職がなくて困っていたんだが…。

 

 あと、少しでも嫌なことがあると電話で愚痴を言ってくるんですが、それが毎日1時間以上あったりして、精神的に参ったこともありました。それもぎゃん泣きでいきなり話をしてきたり、喚きながら相手の悪口を一方的に私にいったり…。

 仕事をするようになってからはさすがに付き合えなくなったので、そういった電話は寄越さないでくれとはっきり本人に言ってやっと収まりました。

 こういった空気を読めない行動ははっきりと断ればやめてくれますが、そうするといつもきまって『だって私は困っているから』と彼女は自分の気持ちを主張してきます。

 どうも、こっちがそういった行動で迷惑をしていたんだなっとか、嫌な気持ちを抱いていたのかもしれないという考えを持つことができないみたいです。

 どうも彼女はアイコンタクトや無意識のうちに相手に呼吸を合わせると言ったことができないらしく、相手が何を思っているのかを考える『心の理論』が他の人に比べて育っていないみたいです。

 社会に溶け込むのが上手い発達障害の方だと、自分の欠点を客観的に見つめてこの辺りを克服している方も多くいるのですが、彼女の場合は自分が人とどのように違うのかということもちゃんと頭に入っていない。

 

 

 というか、自分から何かを克服しようとか、駄目でもいいから頑張ってみようって気持ちが他の人と比べて希薄。はっきり言っちゃうと、発達障碍のせいで苦労はしているんだけれど、それを克服しようとする努力は逃げちゃってしないんです。で、その言い訳を作る努力はする。本人はそれをやっていることに対して無自覚ですが。

 健常者の自分にとって障碍者の人はある意味付き合いづらい人たちですが、それ以上に何でも他人任せだったり、しなきゃいけない努力を怠る人と付き合う方が大変です。

 この人たち、他人に頼ってるせいかそれが当たり前だと思ってる部分があって、それを当然のごとく私に請求してきます。自分の趣味を押しつけてきたり、車を運転するよう強要したり、愚痴の相手になることを求めてきたり、都合のいい時に暇つぶしの相手になることを強要したり…。そんで言いたいことはズケズケ言いうからストレス溜まります。で、こっちが少しでも気に入らないこといってくると、泣いたり逆ギレしたりしますわ。

 こういう人たちって、自分が他人のお世話をすることが基本好きで、相手のお願いを断れない優柔不断で弱気な性格の持ち主であることを本能レベルで見抜いてくるんですよ。

 それで利用しようとするから本当に恐い。最近は直感でこういった性格の人たちを感知することすらできるようになっちゃったよ。

 そういった人たちとの関係を清算したら、ずっと書けなくて困っていた趣味の小説は上達しまくって電子書籍作家になっちゃったし、貯金は貯まる一方だし、物書きを通じてSNSでたくさん友達が出来るしでいいことずくめでした。もう、私の今までの人生なんだったんだ状態で、人生の春をスローライフながら送っております。

 自分のやりたいことに全速力で取り組むって本当に大切。それと、頼ってばかりの友人とは距離を置くことが何より大切だと最近つくづく思います。

 

 この前も1人暮らしを始めた発達障害の友達と会う予定だったのですが、私からお断りしました。

 彼女が障害で困ってることの1つに鋭敏な聴覚があるんですが、それの影響で電車に乗って待ち合わせ場所の町まで来られないとのことでした。

 問題はその後で、なんと彼女、自分の実家までやって来てほしい。両親が遊ぶために車を出してくれるので、両親を運転手にして私の実家周辺で遊び倒そうと堂々と提案してきました…。

 いやぁ、十代とか、二十代前半の若い子ならそれOKですが、私たちどちらも昭和生まれの独身BBAなんですよね…。子連れ同士だったらまだセーフだけど、昭和生まれのBBAが2匹、団塊世代のお年寄りを顎でこき使って遊び倒すってどういう地獄絵図? 日記書いてる現在、もう苦笑するしかない心理状態です。

 一緒に遊ぼうって話になったときに、私が車を出してどこかに行こうって提案も一応しましたよ。 でも彼女、電車で来られるから大丈夫って私に返しました。

 それで遊ぶ前日になって、このメールを当然のごとく送れる彼女の気持ちが分からない…。

 結局のところ、人間って障害の有無で何かが決まるんじゃなくて、自分のやるべきことをちゃんとやっているかどうかで大切なことが決まってくるんだと思います。

 彼女を見ていると、つくづくそう思う。

 

 

 

その症状、もしかして大人の発達障害かも?